F1世界選手権最終戦(第17戦)アブダビGP決勝(1日、アラブ首長国連邦・アブダビ、ヤスマリーナサーキット=1周5.554キロ×55周)今季最終戦で、参戦2戦目の小林可夢偉(23)=トヨタ=が6位。初入賞(8位以内)を果たし、来季の正ドライバー昇格を確実にした。日本人選手による参戦2戦目の6位入賞は、87年サンマリノGPの中嶋悟(56)、08年豪州GPの中嶋一貴(24)に並ぶ最高位タイ。優勝はセバスチャン・フェテル(22)=レッドブル=で今季4勝目、通算5勝目。来季は3月12日にバーレーンGPで開幕、19戦が予定されている。
史上初開催となったアブダビの夜空で、可夢偉が“スター”の輝きをみせた。同僚のベテラン、トゥルーリ(7位)を従えて入賞。トヨタ・モータースポーツのハウエット社長は「とても感心した。来季昇格は十分にあり得る」と満足顔。
18周目で魅せた。ピットインを終えてコースに戻った年間王者バトン(ブラウンGP)に、前に入られた可夢偉は再三の攻防を継続し、豪快にパス。可夢偉は、デビュー戦のブラジルGPで王座争いをしていたバトンを18周にわたってブロック。今大会の選手会議で戴冠間もないバトンから抗議されたが、実力で王者をねじ伏せた。
可夢偉は「今年はF1にデビューできると思っていなかったのに、6位入賞。最高だ」と初々しい笑顔。新星が、来季の活躍と期待感を漂わせた。









