来季ウィリアムズからデビューすることが決まっている今季GP2王者のニコ・ヒュルケンベルグが、チームメイトとなるルーベンス・バリチェッロについて「ときには彼を負かすことだってできるかもしれない」と語った。現地時間(以下、現地時間)4日、『ロイター』通信が報じている。
新人のN.ヒュルケンベルグがコンビを組むことになるのは、F1史上最多出場記録をもつ大ベテランのR.バリチェッロ。N.ヒュルケンベルグは、「最初から、彼のペースについていきたいと思っている。彼のスピードと成績と互角に勝負できれば、ってね。もしかしたら、ときには彼を負かすことだってできるかもしれない」と、R.バリチェッロと対等に戦っていきたいとコメント。
また、「僕はとにかく最高のチームメイトがほしいだけだ。速くて経験を積んだ、いいドライバーをね。彼ならそれにぴったりだ。彼からのアドバイスを受けないとか、レースウィークエンドやレース中の彼の仕事ぶりを見ないとしたら、僕は馬鹿だよ。彼の経験や彼自身から、たくさんのことを学べる。見通しはかなり明るいよ。あんなに経験豊富な人は、僕みたいなF1の新人にとって大きな助けになるからね。これ以上のことは、そう望めないよ」とベテランをチームメイトに持つことの利点を挙げ、「加えて、今シーズン僕たちが見てきた通り、彼は相変わらず速くて、いいドライバーだ。いいコンビになると思うよ」と意欲的に話す。
今季は、シーズン中盤にトーロ・ロッソからハイメ・アルグエルスアリが、ルノーからはロマン・グロージャンといった新人がデビューしたが、ポイント獲得は果たせなかった。N.ヒュルケンベルグの前任者、日本人の中嶋一貴もまた、17戦でノーポイントに終わったが、N.ヒュルケンベルグは、マシンでの走行距離不足についてはあまり心配していなかった。「僕にできるのは、与えられるテストをこなして、ファクトリーでできるだけ多くシミュレーターを使うこと。それだけさ」
N.ヒュルケンベルグはこれまでウィリアムズのテスト兼リザーブドライバーを務めていただけに、「ウィリアムズでレースするということで、すごく興奮しているよ。彼らは真のレーサーだと思う。今では彼らとともに過ごして2年になるけど、僕はこのチームの人たちや雰囲気が大好きなんだ。もちろん、彼らは僕になにかしら期待をかけている。でなければ、僕をマシンに乗せようとはしなかっただろうからね。でも、彼らは、お前は来年優勝しなきゃいけないとか、そういった類のことは言わないよ」と冷静に語っていた。









