日本シリーズ第3戦は3日、東京ドームに舞台を移して行われる。2日は両チームとも東京ドームで練習した。1勝1敗のタイで迎える重要な一戦に、巨人はウィルフィン・オビスポ投手(25)を先発に立てる。今季、交流戦後に1軍に定着した右腕はまさに秘密兵器だ。一方、日本ハムの梨田昌孝監督(56)は、オビスポに対し、重圧などで体が思うように動かなくなる「イップス病」の疑いをかけるなど挑発した。
気負いも、不安もない。東京ドームで行われた投手と若手野手中心の練習で準備を整えたオビスポが、笑顔を交えながら言い切った。
「CS第2ステージで感じたプレッシャーを越えて、ワクワクした気持ちだ。ハッピーだね」
いよいよ、巨人の秘密兵器がマウンドに立つ。今季の交流戦後に先発ローテに加わったカリブの怪腕に、日本ハム戦登板の経験はない。三塁方向に大きく左足を踏み出すインステップ投法は、初対戦の相手打線に恐怖感を与えるはずだ。
「粘り強い打撃は尊敬に値するが、より制球に気をつけて投げれば、結果はついてくるはず」
第1、2戦を通じて、しっかり研究した。2試合連続で12安打を記録する活発な打線にあって最も警戒する打者は、やはり稲葉だ。1日の第2戦では、主砲の一発で火がつき5連打で内海がKOされた。同じ失敗を繰り返すわけにはいかない。
「(稲葉は)ファウルで粘って甘いボールを本塁打した。強打者の特徴が見事に出ていたね。この2戦を見て警戒心は強くなったけど、恐れてはいない。自分のスタイルを貫けば、道は開けるはず」
レギュラーシーズン後に、原監督からは縦スライダーの「ハライダー」を、尾花投手総合コーチからはツーシームを学び、投球の幅も一気に広がった。一躍、G投の中心になったオビちゃんが、ハム打線を沈黙させる。




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