【ニューヨーク3日(日本時間4日)】ヤンキースが3勝2敗で9年ぶり27度目の世界一にあと1勝としている米大リーグのワールドシリーズ第6戦は、4日(同5日、午前9時57分開始)にヤンキースタジアムで行われる。「5番・DH」でスタメン復帰する松井秀喜外野手(35)は、ポストシーズンで相性のいいフィリーズ先発のペドロ・マルティネス投手(38)を再び攻略して、自身初の『世界一』を奪取する。
ヤンキースタジアムに快音を何度も響かせた。力を入れた21スイング中、6本のサク越え。4試合ぶりにスタメン復帰する松井秀は短い言葉に決意を込めた。
「あした勝ってワールドチャンピオンになれるのが一番いい終わり方。そうなるように頑張ります」
DH制のなかった敵地での第3-5戦は代打専門。それでも1本塁打を含む3打数2安打と好調をアピールした。シリーズ全体でも5試合で9打数5安打(2本塁打)で打率.556。絶好調男の先発復帰で、世界一がグッと近づく。
第6戦、米メディアも“主役はゴジラ”と認めた。練習前に行われたジラルディ監督の公式会見。最初の質問が「マツイの復帰はどれくらい頼もしいか」だった。同監督は「マツイが先発に戻るのはとても大きい。ずっと勝負強く打点を挙げ、貴重な安打、本塁打を放ってきた大きな存在だ」とうなずいた。
爆発の予感が漂う。フ軍先発のマルティネスに対し、公式戦通算では28打数4安打の打率.143だが、プレーオフは通算17打数7安打、同.412。第2戦でも決勝弾を放っている。
「第7戦を考えながらあすを戦うことはないです」。得意のペドロ撃ちで世界一。ゴジラのバットが名門ヤンキースを9年ぶりの頂点へ導く。









