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第22回 プロ野球開幕! 今年の注目は?

 皆さん、待ちに待ったプロ野球の季節がようやくやって来ましたね。パ・リーグが一週間早く開幕というのはもうすっかり見慣れた光景になりましたけど、この時期というのは悲喜こもごもあるものです。

 開幕一軍を目指してきた選手が二軍スタートとなると、もうガク~ッと力が抜けてしまって、そういう時にケガをしてしまうものなんですよ。張り詰めた糸が切れる、と言うんですかね。私も経験がありますよ。

 プロ野球選手というのは誰でもどこかしらに痛みを抱えているものです。二軍に落ちた途端痛みを我慢できなくなって、ここが痛い、あそこが痛いと言い出す選手も多いんですよ。しかしですよ、人間怒ったり我慢できなくなったりしたらダメです。「辛抱する木に金がなる」と言いまして、とにかく我慢が肝心なんですよ。

 さて、いきなり話が逸れてしまいましたけど、いよいよ開幕ということで、簡単な順位予想と私の注目選手をご紹介させていただきましょう。

 まずは順位予想です。今年の私の予想はズバリ、パがロッテ、ソフトバンク、日本ハム、楽天、西武、オリックス。セは中日、巨人、阪神、横浜、広島、ヤクルト。

 とは言っても、これは今日現在のもの、と断りを入れたいんですよ。と言うのも、実は私はオリックスがもっと上に行くと予想しかけていたんですが、開幕直前になってケガ人が続出し、これでは上に行けないと判断したんです。エース格の平野がダメ、デイビーもダメ、大久保や岸田といった辺りもダメと、投手陣がこうも崩れてはね。

 ソフトバンクも同様です。斉藤、和田の二枚看板がいない、馬原がいない、小久保も大村もいないとなると、苦しい戦いになりそうです。じゃあ何でソフトバンクは2位予想なんだとおっしゃる方もいらっしゃるかもしれませんが、それは彼らの練習量です。中日然り、ソフトバンク然り、練習は嘘をつかないんです。

 それで、このケガについてなんですが、これはケガをする選手に問題があると思いますよ。プレー中のケガであれば仕方ありませんよ。でも、開幕前のケガというのは、何かしら選手に問題があると私は思います。オフの間の準備が足りなかったどこかでサボッていたとか、そういうことです。心構えがなっていませんよ。

 プロ野球選手にとって、開幕というのは一年の初めであり、第一の目標なんです。それに合わせるというのはプロ野球選手にとっての使命と言ってもいいですよ。ケガをした選手たちは、猛烈に反省してほしいです。

 しかし、こういう主力が不在の状況というのは、若手にとっては間違いなくチャンスですからね。そういう意味では、ソフトバンクの大型ルーキー、大場翔太は注目です。大場に関しては、以前詳しく触れましたけどね。

 しかし、大場のような大物ルーキーだったり、広島から阪神に行った新井のようなFA選手に注目するだけでは面白くないので、私は違う視点で注目選手を紹介したいと思います。チーム状況でチャンスを得られなかった選手だとか、急成長が期待できる選手ですね。

 まず、トレードで新天地に移った選手としては、濱中治とのトレードで阪神に移籍した平野恵一に期待しています。詳しい方はご存じかと思いますが、一昨年ファウルフライを追って、顔面からフェンスにぶつかって大ケガをした選手ですね。彼はガッツの塊で、そういう大ケガをした後でも、ヘッドスライディングをやめません。内外野両方をこなせる守備力、赤星にも匹敵する走力、打撃も粘り強いです。藤本・関本というレギュラーを追い越して、今季レギュラーをつかむんではないでしょうか。阪神は中日・巨人より苦しいと思いますが、平野の出来次第では得点力が飛躍的に増加するかもしれません。

 広島の大竹寛も注目です。黒田博樹という絶対的エースがドジャースに行ってしまい、誰もが広島は苦しいと言う中でエースを張らなくてはなりません。これは大変なことですが、地位が人を作るとも言いますしね。それに、大竹には三段論法みたいな進化の形があるんですよ。

 一昨年は、大竹はセットで投げていました。でも、大竹みたいなパワーピッチャーが最初からこんな守りに入ってはいけません。そういうことで去年、ワインドアップで投げるようにしたんですが、これはこれで力が入りすぎる。バランスが取れないということで、良くなかったんです。そして今年、大竹はノーワインドアップに変えました。黒田や佐々岡を手本にしたらしいですけどね、これは大竹に合っているんじゃないでしょうか。

 パ・リーグですと、面白いのは楽天の聖澤諒というルーキーですね。国学院大からドラフト4巡目指名。とにかく快足です。楽天にはこれまで、本当の足のスペシャリストという選手がいませんでした。野村監督にとっては嬉しい新戦力でしょう。野村監督、こうおっしゃっていましたよ。「キャッチャーやってたら、足の速いのは嫌だろう」。聖澤諒、この名前を憶えておいて下さい!

 他にも、巨人の高卒2年目・坂本、中日の4年目・吉見、西武では若手外野手の松坂健太、オリックスで開幕投手を負かされた金子など、面白そうな選手が沢山います。

 今年は北京五輪もありますし、主力選手がゴッソリ抜ける、なんてチームもあるでしょう。そういう時に、こういった若手選手がチャンスを生かせるか、それも楽しみの一つです。皆さんも、ご自分のひいき選手を見つけてください!

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