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『トルコGP注目会見』惜しくも今季初入賞を逃した中嶋一貴

 フル参戦1年目だった昨年は開幕戦でいきなり6位入賞を飾るなど、合計5回の入賞を果たした中嶋一貴(ウィリアムズ)。しかし、2年目の09年はモナコまで無得点。予選12位からスタートしたトルコGPでは中盤に入賞圏内を走行するも、2度目のピットストップでトラブルに見舞われ、12位。結局、7戦目のトルコGPでもポイント獲得はならなかった。レース直後にウィリアムズのモーターホーム前で行なわれた一貴の会見をお届けしよう。

--2回目のピットストップで何が起きたのでしょうか。

一貴「左フロントタイヤを外したとき、セーフティロックがかかった状態となって、装着することもできなかったばかりか、外れないという状態となってしまいました。人為的なミスなのか、機械的なトラブルなのか、まだわかっていませんが、いずれにしても20秒近くタイムをロスしてしまいました。あれがなければ、7位には入ることができていただけに非常に残念です」

--どんな気持ちでコクピットの中にいましたか。

一貴「それまでのレース内容が非常によかったので、まさに天国から地獄という感じでした」

--レースを振り返っていただけますか。

一貴「いいスタートが切れて、ハイドフェルドの前に出ることができたんですが、1コーナーでのポジション取りでアロンソと『おっとっと』という感じになって、結局またハイドフェルドにポジションを奪われて……。でも、直後にハイドフェルドがコースをはみ出してくれたおかげで、再び前に出ることができました。ハイドフェルドの方がピットストップが遅かったので、あそこで前に出られたのが大きかったですね」

--今回は早めにピットストップしたクルマがコースに復帰してきて前をふさがれるようなこともなくて、いいペースで走ることができていたようですね。

一貴「そうですね。タイムを出すべきところできちんとペースアップできていたので、自分の走りにも満足しています。そのおかげで、自分よりも1回目のピットストップを早く行なったライッコネン、クビサ、アロンソを、狙い通りパスすることができました」

--2回目のピットストップでトラブルに見舞われて、順位を大きく下げた後も、自己ベストを更新する力強い走りを披露していましたね。

一貴「コノヤロウ!! という気持ちで走っていました(笑)」

--ファステストラップでもチームメートのロズベルグより速いタイムを出していましたね。

一貴「タイヤを交換したタイミングが違うので単純に比較できませんが、今週末はフリー走行から(ロズベルグと比較しても)いい走りができていたことは確かです」

--ポイントは獲れませんでしたが、自分で自分に点数をつけるとしたら何点ですか。

一貴「90点ですかね。とにかく今年だけでなく、今までF1を戦ってきた中で最高の走りができていたと思います。それだけに、トラブルで台なしになった悔しさも大きいですが、自分だってミスすることもありますし、しかたがないです」

--レース後、チームからは何か。

一貴「チーフメカニックと担当していたメカニックから、事情は聞きましたが、まだ原因はわかっていません」

--次はチームにとってのホームレースで、一貴選手にとっても第2の母国グランプリです。

一貴「今年のウィリアムズはハイスピードサーキットでも競争力があるので、シルバーストンでもいいレースができそうなので、楽しみにしています」

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