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『ハンガリーGP注目会見』今季初優勝を挙げたL.ハミルトン

 昨年の中国GP以来、9ヶ月ぶり、そしてチャンピオンになってから初めての優勝を飾ったマクラーレンのルイス・ハミルトン。2位には、前日の予選でチームメートのフェリペ・マッサがコース上に飛散していたパーツと衝突するという痛ましい事故に見舞われたフェラーリのキミ・ライッコネンが入った。そして、3位を前戦ドイツGPで初優勝して波に乗るマーク・ウェーバー(レッドブル)が獲得して、ランキング3位から2位へとジャンプアップ。今回は表彰台で初顔合わせとなった3人による会見の模様をお伝えする。

--ルイス、久しぶりの優勝。しかもフェラーリとともに表彰台に上がるのは、昨年の中国GP以来です。

ハミルトン「そうだね、でも、僕が今、話したいのは昨日のこと。すべてのドライバーが同じ気持ちだと思うけど、今日はここにフェリペ(・マッサ/フェラーリ)がいないなんて本当に悲しい。僕たちは彼の無事と彼が早くよくなることを祈っている。自分のレースの話に戻ると、とにかく最高だった。僕の経験をすべて活かして、タイヤをケアするようにとチームから言われたんだ。今日はそれにこたえられた。チームのみんなと、ずっとあきらめずに僕を応援してくれたすべてのファン、そして家族にありがとうと言いたい」

--スタートから1コーナーに向けて、何度か接触がありましたが……。

ライッコネン「接触したかどうかもわかっていないんだ。確か、最初はマークと誰かの間に挟まれていて……。でも、本当に何が起きたのかはわからないんだ。誰かと接触したという感触もなかったし。だから何もコメントできない」

--マーク、チャンピオンシップで2位になりました。ジェンソン・バトン(ブラウンGP)を逆転して、タイトルを獲得するためにチームにサポートを求める気持ちはありますか。

ウェーバー「いや、まだちょっと早いと思う。まだブラウンGP勢とセバスチャン(・ベッテル)、それから僕とで戦えると思うよ。4人にチャンスは十分残っているからね。特に今週末のセバスチャンはちょっと運がなかった。レースで彼に何が起こったのか僕はまだわからないけど、彼が何点かポイントを失ったことは確かだ。でも、彼はきっと復活するだろうし、この夏休みがいい気分転換になるんじゃないかな」

--キミ、2回目のピットストップでは、少しタイムロスしたようですが……。

ライッコネン「トラブルがあって、マニュアルスタートにしたんだ。そうしたらアンチストールが作動してしまったわけさ。ちょっと混乱したけど、後ろとの差は十分あるとわかっていたから、焦る必要はなかった。予定よりだいぶ時間はかかったけどね。今のF1はマニュアルで出ようとすると、簡単にアンチストールに入ってしまうんだ」

--マーク、ライッコネンと接触しかけたピットアウトについて聞かせてください。

ウェーバー「少し作業が混乱していたから、僕は周りのスタッフと燃料リグの作業が終わることに集中していた。すべての作業を終えて、ピットアウトしたとき、キミが近づいていることに気がついたよ。だから、彼に進路を与えるために譲ったんだ」

--ルイス、序盤でマークをアウトサイドからパスするというのは珍しい光景でしたが、KERSを使用したのですか。

ハミルトン「KERSはストレートでほぼ使い切った。2コーナーに向けて、最初に少しだけ押したかもしれないけど、すぐ使い切ってしまった。マークはポイントが必要なんだから、無用なブロックをするようなリスクは冒さないと思って、アウトにマシンを振って一気抜いたというわけさ」

--最後にみなさんに伺います。昨日のフェリペの事故はレースに影響を与えましたか。

ウェーバー「とにかく彼が無事でよかった。手術は成功したようだし、数ヶ月後には元気100倍になって帰ってくるだろう。きっと彼は大丈夫。僕らはみんな、彼の復帰を願っている。今日、彼のいないグリッドは寂しかったけど、それでも僕たちはレースをやめるわけにはいかない」

ハミルトン「僕も、まったく同じ気持ちだよ。フェリペとはいいドライバー仲間だし、最高の競争相手。今日彼がいないことはとても悲しいけど、手術がうまくいって安心している。彼の回復を祈りたい。赤ちゃんが生まれるんだし、仕事を頑張るパパの姿を見せるためにも、早く元気になってほしいね」

ライッコネン「本当に不運なアクシデントだった。オープンコックピットでレースをしている以上、何かが飛んだときに、最も危険で真っ先に衝撃を受けるのは頭部だってことを身に染みて感じたよ。でも、これもレースの一部。それはみんなわかってる。だから、みんなつらいんだと思うよ」

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