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『ベルギーGP注目会見』今季初優勝のK.ライッコネンとチーム初表彰台を獲得したG.フィジケラ

 チャンピオンシップリーダーのジェンソン・バトン(ブラウンGP)が今シーズン初めてノーポイントに終わったベルギーGP。そのベルギーGPで今シーズン初優勝を飾ったのが、キミ・ライッコネン(フェラーリ)だった。そして、そのライッコネンとテール・トゥ・ノーズの激しい攻防を繰り広げたのが、フォース・インディアに初のポールポジションと2位表彰台をプレゼントしたジャンカルロ・フィジケラだった。今回はレース後に行なわれたライッコネンとフィジケラの会見をお伝えする。

--キミ、スパでは4勝目ですね。

ライッコネン「ああ。でも、今日の優勝は結構、厳しかったよ。ラップタイムは決して最速じゃなかったはずだよ。でも、要所要所で速かったからみんなを抑えられたんだと思う。でも、それでいいんだ。僕はここでいつもうまくやってきたからね」

--ジャンカルロ、8ポイント獲得はフォース・インディアのベストリザルトですね。

フィジケラ「そうだね、この結果は最高の結果だ。僕たちにとって重要なことは1ポイントでも獲得することで、8ポイントも獲得するなんて最高の結果だよ。でも、キミより僕の方が速かったから、ちょっと複雑だね。彼はセーフティカー後の再スタートでKERS(運動エネルギー回生システム)を使って僕をオーバーテイクしたんだ。でも、その後は彼のペースについていけたから、僕が勝ってもおかしくないレースだった」

--ジャンカルロ、今、キミの横に並んでいますが、モンツァではチームメイトとして隣に座ることになると思いますか。

フィジケラ「ただのウワサさ。それにさっきまでレースに集中していたから、そんなこと考える暇もなかった。もちろん、フォース・インディアのドライバーとしてモンツァのことを考え始めるだろう。僕に言えるのはそれだけだよ」

--キミ、1コーナーを通過した後、コースをはみ出して大外を回ってコースに復帰したのはあなただけでしたが、あれは作戦ですか。

ライッコネン「そうじゃない。確かニック(・ハイドフェルド)がイン側に入ってきて、ヤルノ(・トゥルーリ)がその外側に並びかけるようにしてコーナーに進入していったから、僕の行き場がなくなったんだ。それで、大回りするしかなかった。予定していたわけじゃない。スペースがなかっただけさ」

--もしかすると、KERSのボタンを早く押すために大回りした?

ライッコネン「そんなことないよ。あそこはかなりバンピーだからね。確かに去年もあそこにはみ出したけど、わざとじゃない。危険を回避するためさ。だって、はみ出せば、それだけ距離をロスするんだ。もし、あそこを走った方がアドバンテージがあるんなら、毎周使っているはずだろ?」

--ジャンカルロ、モンツァはどうでしょう?

フィジケラ「直線で僕らのマシンは速い。だから、モンツァ仕様のパッケージもいいはずだし、期待できるはず。まあ、今日のような結果を再現できるとは思っていないけど、予選でトップ10に入って、またポイントを獲りたいね」

--ジャンカルロ、どうしてフォース・インディアは突然速くなったのでしょうか。

フィジケラ「前回のバレンシアで新しい空力パッケージを投入して、0.6秒ほど速くなった。ここでも、ほとんど同じパッケージを使っているけど、金曜日にコースに出たら、バレンシアよりもいい印象をすぐに受けた。そして、土曜日の朝、バランスを調整したら、クルマは本当によくなった。今年はマクラーレンなんかを見てもわかるように、はじめは遅かったチームがここに来ていい成績を収めるようになった。ヤルノも昨日、同じことを言っていたよね。1週間前のバレンシアでは、僕は16番手でヤルノは18番手。それが昨日はフロントロー。それがなぜかはわからないけど、僕らは大きな前進を遂げていることは確か。それが答えかもしれないね」

--キミ、KERSなしでも勝てたと思いますか。

ライッコネン「KERSがあったから、勝てたかどうかなんて考えても意味ない。僕たちは勝ったんだし、KERSは毎レースでも使う。それが現実だ。KERSが突然、消えたりすることはない」

--キミ、来年についてさまざまなウワサが飛び交っています。いったい、どうなると思いますか。

ライッコネン「ウワサなんて、僕がF1に来て以来、ずっと聞かされているよ。正直、どうでもいいよ。何も心配してない。契約があるんだから。まあ、最終的に決断を下すのは僕じゃないけどね。フェラーリには別の計画があるのかもしれないけど、僕の知っている限り、変更はない」

--キミ、優勝するまで、あなたが髪を切らないことにしているという話を聞きましたが、これで髪を切りに行きますか。

ライッコネン「そうじゃない。本当にこの世界はいろんなウワサがあるね。だから、このままだよ。もちろん、気分は違うけどね」

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