5年ぶりの優勝となったヨーロッパGPから3週間。伝統の一戦、イタリアGPを制したのはヨーロッパGPの覇者、ルーベンス・バリチェッロ(ブラウンGP)だった。夏休みが明けてから1ヶ月足らずで2勝を挙げ、目下チームメートでチャンピオンシップリーダーのジェンソン・バトンよりも好調ぶりを発揮したバリチェッロ。記者会見でも絶口調のトークを披露した。
--ルーベンス(・バリチェッロ)、今の気持ちを聞かせてください。
バリチェッロ「最高!! もう言葉が見つからないよね。昨日の夜、ギアボックスに不具合があることが判明していたんだ。ベルギーGPでオーバートルクが見つかって、不安を抱えたままスタートしたんだけど、問題なかった。今回のレースはスタートが勝負だった。コバライネン(マクラーレン)がKERSを使ってくることはわかっていたけど、僕は自分のポジションを守らなきゃいけなかった。ちょっとキツかったけど、最高のオープニングラップだったし、それが僕の勝因だったと思う。ブレーキもよかったし、バレンシアのようにクルマは速かった。ポディウムに上がって下を見たら、自分たちの色(白)より赤(フェラーリ)の方が多かったけど、気分は最高だったよ」
--ハミルトンやライッコネンが2ストップだったのに対し、ブラウンGPは1ストップでした。
バリチェッロ「最高の決断だったと思う。彼らはKERSがあるから、スタートで僕たちより約20mのアドバンテージがあったんだ」
--F1最年長の見事な復活をどう思っていますか。
バリチェッロ「まるで夢のようだね。だって、ほんの数ヶ月前までは、僕たちは仕事がなかったってことを覚えておかなきゃいけない。どうなるかわからなかったんだから。すばらしいクルマとエンジンを用意してくれた彼らのすべての努力に感謝しないといけない。戦略も最高だった」
-- この3戦で2勝です。絶好調ですね。
バリチェッロ「ああ。でもまだジェンソンの6勝には及ばないけどね。今シーズン序盤はブレーキにちょっと苦戦したけど、シルバーストンでパーツを変えてから、かなり満足できるようになったよ」
--残りの4戦も、ブラウンGPは競争力があると思いますか。
バリチェッロ「そう願うよ。シンガポールは気温が高いから、かなりいいと思う。ブラジルも僕たちのクルマと相性はいいだろう。でも、鈴鹿は寒いし、信じられないけどアブダビも寒いらしいから、そこでいかに踏ん張るかがポイントだろうね」
--Q3で搭載した燃料は妥当でしたか。
バリチェッロ「金曜日のフリー走行の結果(バリチェッロ16位、バトン19位)を見て、みんなが僕らが問題を抱えているって思っていたみたいだけど、金曜日はいろんなデータを取るためのテスト日。燃料を少し減らして、タイムを出す人もいるけど、僕たちは基本どおりいつもの仕事をやっていただけ。みんなと同じ量の燃料を積んでいればポールポジションは取れていたかもしれないけど、最後に10ポイントを手にすることが一番重要なこと。最高の戦略を採れたと思う」
--チャンピオンシップはブラウンGPの2人の勝負になりそうです。今後チームメートと情報を共有し合うことは可能ですか。
バリチェッロ「僕たち2人はどっちもナイスガイ。相手を敬う気持ちって、とても大切なことだと僕は思う。軟らかいスプリングと硬いスプリング、どっちがクルマに合っているか。自分が答えを見つけたら、隣のドライバーにもそれを伝える。隠し事はなし。一緒にミーティングを行ない、お互いのチェックリストに目を通す。生の情報を共有し合うんだ。その結果クルマは2台ともコンペティティブになるんだから」
--パルクフェルメで、カメラに矢を射るようなポーズを取っていましたね。
バリチェッロ「息子のフェルナンドが昨日4歳の誕生日だったんだ。彼へのプレゼントさ」
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『イタリアGP注目会見』今季2勝目を挙げたR.バリチェッロ
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