米男子ツアーのベライゾン・ヘリテイジ、ブライアン・ゲイ(米)が2位タイに10打差をつける圧勝を飾った。
2位に3打リードして第3ラウンドを終了したゲイは、「自分のゴルフを貫き、コツコツやっていくんだと自分自身に言い聞かせていた」と勝利のプレッシャーなんかどこ吹く風。1番で約3メートルのバーディパット、2番では2段グリーンの下から20メートル近いイーグルパットをねじ込み、早い段階で勝利をほぼ確実なものとした。
結局この日は最後までバーディを重ね、7アンダー64の好スコアをマーク。4日間を通じてボギー2つと安定感も兼ね備え、通算20アンダーでトーナメントレコードを1打更新した。成績をポイントに換算して競うフェデックスカップランクも7位に浮上し、「信じられない1日だった」と08年のマヤコバ・ゴルフ・クラシック以来のツアー2勝目を振り返った。
マヤコバでは同週にWGC-アクセンチュア・マッチプレー選手権が開催され、タイガー・ウッズ(米)を筆頭に世界トップ64が欠場。しかし、タイガーは出なかったものの、今回はメジャー3勝のアーニー・エルス(南ア)、昨季2勝を挙げて次代を担う若手のカミロ・ビジェガス(コロンビア)が出場。トレバー・イメルマン(南ア)、ザック・ジョンソン(米)のマスターズ王者も揃い、フィールドが薄かったわけではない。「少し実力が証明されたね」とゲイは胸を張った。
フロリダ大学時代にはオールアメリカンに2回選ばれるなど輝かしい戦績を残した。1994年のプロ転向後も活躍が期待されたが、下部のネイションワイドツアーでのプレーが続き、1999年のPGAツアー昇格後も苦しんだ。1年目は26試合中17試合で予選落ち。2年目以降は上位進出を果たし、勝利を狙える順位につけることもあった。ところが、05年バークレイズ・クラシックでは最終ラウンドにスコアを崩すなど、白星を逃してきた。08年マヤコバ・ゴルフ・クラシックでの優勝はツアー293試合目でようやく手に入れたもの。トロフィを掲げるまで長い道のりだった。
しかし、この勝ち星でマスターズへの切符を獲得。来年初めてオーガスタに乗り込む。「出られないことで、とても心を痛めていた。(昨季は賞金ランク31位で)あと1つ上の順位なら出場できたのにね」とゴルフの祭典への思いをコメント。「構うもんかと思った。行けるときは行けるんだ。僕は自分のゴルフを続けるだけだと考えていたよ」と強い決意でプレーしていたことを明かした。
2年連続で米男子ツアーのトーナメントに勝ち、10打差での圧勝は多くの選手ができることではない。ゲイがウイニングパットを沈めると、グリーンサイドで応援していた夫人と2人の娘が駆け寄ってきた。今大会で披露したようなプレーができれば、今後も最終日の最終18番で家族に祝福される場面が見られるはずだ。
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B.ゲイが圧倒的な強さを見せる! 10打差圧勝で2勝目
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