タイガー・ウッズ(米)のチャージが炸裂しない。
先の米ツアー、クエールハロー選手権で第1ラウンドを首位発進したタイガー。3月下旬のアーノルド・パーマー招待に続く今季2勝目なるかと思われたが、第2ラウンド以降にスコアを伸ばしきれず勝ち星を逃した。左ひざの手術から復帰3試合目に復活Vを飾った後、マスターズ6位タイ、クエールハロー選手権4位。かつて見せていたような誰も止められないゴルフを披露できず、栄冠には手が届いていない。
マスターズは最終日の上がり2ホール連続でボギーを叩き、優勝争いから脱落。クエールハロー選手権では強風の中、思うようにショットを打つことができない。最終ラウンドのバックナインでバーディを奪えず、ショーン・オヘア(米)の勝利を見届けることになった。他の選手と比べて成績は申し分なく、賞金ランク9位、成績をポイントに換算して争うフェデックスカップポイントランク10位。だが、ツアー66勝、メジャー14勝を挙げている世界ランクNo.1の男には、やはり勝ち星が期待される。
復帰後のプレーについて、「良くなっている部分もあれば、変わっていないところもある」とタイガー本人は分析。「ショートゲームが良くなっているのは間違いない。チップショットとパットを何か月も練習してきたからね。ショートアイアンも正確だ」と手応えを得ている様子。だが、「ドライバーとロングアイアンはもう少し改善する必要がある」と話した。今大会でもドライバーでのティーショットが安定せず、曲げる場面が見られた。正確なアイアンショットでスコアを崩すことはなかったが、早めに修正しておきたい。
今後のスケジュールとしては、現地時間7日開幕の米ツアー、ザ・プレーヤーズ選手権に出場を予定。2001年大会以来、勝利から遠ざかっている。06年は22位タイ、07年は37位タイ、昨季は左ひざの負傷でプレーしなかった。決して相性の良いトーナメントではないが、“第5のメジャー”と呼ばれる注目度の高い大会で好成績を残したいところだ。
尚、昨季のプレーヤー・オブ・ザ・イヤーで、タイガーは全米オープンを含む前半戦だけで4勝した自身ではなく、全英オープンと全米プロのメジャー2勝を記録したパドレイ・ハリントン(アイルランド)に投票した。理由を聞かれると、「メジャー1勝より2勝のほうがいいからだよ」とコメント。メジャーを重要視しており、今季も残り3試合に照準を定めていると考えられる。
メジャー今季第2戦は6月18日開幕の全米オープン。タイガーはディフェンディング・チャンピオンとして大会に臨むことになる。当然優勝の二文字を視界に入れているはずだ。連覇に向けて、今週どのくらい調子を上げてくるか注目したい。
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タイガー、メジャーへ照準を合わせられるか?
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