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進化を続ける17歳、石川遼が全英オープン出場権を獲得!

 石川遼が現地時間16日に開幕する全英オープン(スコットランド、ターンベリー、エイルサ・チャンピオンシップC)に乗り込む。

 上位4人が全英オープンの出場権を獲得する国内男子ツアーの~全英への道~ ミズノオープンよみうりクラシックでツアー3勝目を飾った石川。これまで同ツアーでは史上最年少での優勝や年間獲得賞金1億円突破など数々の記録を塗り替えてきた17歳が、今度は日本人として史上最年少でメジャー今季第3戦の切符を手にした。メジャーの出場権がかかる大事なトーナメントで結果を残したことで、スコットランドの地でも大暴れしてくれるのではないかと期待が高まる。

 ミズノオープンでは最終ラウンドを後続に3打差の単独首位でスタート。前半を3バーディ、1ボギーで回り、快調にスコアを伸ばしたが、10番でボギーを叩いた後の12番パー4で落とし穴が待っていた。ティーショットから2連続OBで『9』。普通の選手ならばズルズルとスコアを崩しかねない状況で、ギャラリーから『ドンマイ』と励ましの声が届いた。「これまでにないくらいの声が聞こえてきて。並ばれてからが勝負だと思えた。リセット出来た」と感謝。見事に気持ちを立て直し、最終日のピンの位置が難しい状況でも果敢に攻め続けた。

 その姿勢が実を結び、16番パー5では3打目のアプローチを沈めてチップインイーグル。最終18番もバーディで締め、通算13アンダーで今季初勝利を挙げた。「2打差で迎えた18番も、ティーショットを打つまでは余裕ゼロ。最後のパットは本当に震えていて。入ったときのガッツポーズも準備が出来なかった」と本人は振り返るが、優勝争いのプレッシャーがかかる状況でも攻撃的なゴルフを披露し、成長ぶりを見せ付けた。

 石川はメジャーに初出場した4月のマスターズでは第1ラウンドで51位タイと予選通過の可能性がある順位につけていた。しかし、第2ラウンドは5オーバー77とスコアを落とし、無念の予選落ち。「楽しみたかったけれど、36ホール中1つも楽しむことが出来なかった」とコメントし、オーガスタを去った。

 悔しさを味わった後、ますます練習場にいる時間が増えている。「あんな子供には、ほんとうに大きな体験だった。意識が変わり、自分でいろいろ考えて練習するようにもなった」と父親の勝美さんは語る。ミズノオープンでその成果が出て、ドライバーを武器にチャンスを作り、4日間で1イーグル、23バーディを量産した。この3か月弱でも明らかに進化している。

 全英オープンでは強風の条件が想定され、高い弾道が持ち味の石川は苦戦するかもしれない。だが、アマチュアでの優勝はフロックではないかとささやかれ、昨季国内男子ツアーで予選落ちが続きプロ転向は時期早々と言われたこともあったが、結果で自らが正しかったことを証明してきた。ターンベリーでも周囲の予想を上回る好成績を残してくれることを期待したい。

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