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韓国勢強し! 池がメジャー初Vを飾る

 米女子ツアーのメジャー今季第3戦、全米女子オープンで08年大会のインビー・パークに続き、再び韓国勢の池恩熹が栄冠に輝いた。

 首位のクリスティー・カー(米)に2打差の単独2位で最終ラウンドをスタートした池は、前半を2バーディ、3ボギー。後半は10番でダブルボギーを叩き、優勝争いから脱落したと思われた。しかし、「自分自身を落ち着かせ、気楽にプレーするように心掛けました」と気持ちを切り替え、13番、14番の連続バーディで盛り返し、先にホールアウトしていたキャンディ・クン(台)と通算1オーバートップで並走。カーも1打差で2人に続いており、予断を許さない展開で最終18番パー4へ突入した。

 このホールでバーディを奪って決着をつけようとは考えていなかった池。「2打目の時にはパーセーブしようと思っていました」と明かしている。だが「距離が完璧で、スピンも理想的でした」と言うセカンドショットは6メートルのバーディチャンスへ。この段階でも「プレーオフに最悪でも進もうと心に決めていました」。

 メジャータイトルに手が届く場面で、「パッティングの直前に自分の手が震え、ナーバスになり、パーセーブするんだと自分に言い聞かせました」と緊張。ところが、その前向きとは思えない言葉と違い、しっかりと打ったバーディパットは見事カップに吸い込まれた。クンを1打差、カーを2打差で振り切り、08年ウェグマンズLPGAに続くツアー2勝目、メジャー初優勝を飾った。

「このトーナメントに勝つことは夢にも考えていませんでした。だけど、勝利することができ、人生の中で最も忘れられない瞬間の1つになりました」と喜びを爆発させた池。出身の韓国では「大きなニュースになっていると思います。帰国したらたくさんのインタビューを受けるはず。私のことを知っている人達も増えているでしょう」と話した。

 昨季はメジャーの全英リコー女子オープンで3位タイに食い込み、1勝を挙げて賞金ランク15位だった池。今季はマスターカード・クラシックとLPGAステート・ファーム・クラシックで6位タイに入り、全米女子オープンを制した。今回の勝ち星で賞金ランク5位に浮上し、同ランク首位の申智愛、同ランク3位のキム・インキョンと共に韓国勢が上位をにぎわしている。

 今大会では予選通過した72人中21人が韓国勢。米国勢に次ぐ2番目の人数を決勝ラウンドに送り込んだ。さらに池が優勝し、キムも3位タイと上位に進出し、強さを見せ付けている。2週間後のメジャー今季最終戦、全英リコー女子オープンを含めて、韓国勢の勢いはまだ止まりそうにない。

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