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不惑の挑戦は続く! 藤田が今季2勝目をマーク

 今年で40歳の不惑を迎えた藤田寛之が存在感を発揮している。

 国内男子ツアーの関西オープンゴルフ選手権、藤田は第3ラウンドで1イーグル、8バーディの10アンダー61と大爆発。コースレコードを更新し前日までの7位タイから一気に首位タイへ躍り出た。最終ラウンドは平塚哲二、近藤共弘と優勝争いを演じる中、3アンダー68でホールアウト。通算20アンダーで通算8勝目を飾った。

 1997年のサントリーオープンでツアー初優勝を記録し、毎年コンスタントな成績を残してきた藤田。理想のスイングを追い求め、オフシーズンにはハードなトレーニングを行うなど、常に上を目指している。普段は穏やかな表情だが、地道な努力を続け自らに厳しい男。今回見事に成果へとつなげ、進化した姿を見せている。

 関西オープンの前週にはメジャーの全米プロに出場したため、練習ラウンドもこなせず舞台となった兵庫県の宝塚GC新Cを1度も回ったことがない状況ながら、長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップに続く初の年間2勝を記録。時差ボケやぶっつけ本番など万全の状態ではない中、「ゴルフの状態的にも、精神的にも充実している」と今後の活躍が楽しみな言葉を残した。

 2年連続で参戦した全米プロはメジャー史上最長、7,674ヤードとタフなセッティングで開催された。身長168cmと体格に恵まれず飛距離が出る方ではない藤田は苦戦が予想されたが、第1ラウンドで17位タイとまずまずのスタート。その後も「困難に立ち向かうのが好き」とタフな精神力で難コースに果敢に挑んだ。「全体の中で少しでも上に行って日本のゴルフを世界にアピールしたい」と強い意志を持ってラウンド。最終的には前年の68位タイを上回る56位タイだった。

 大会終了後には「普段やったことのない状況に、自分の足りない部分が分かって悔しい。こっちの環境に力を出し切れていない」とコメント。だが、メジャーで得たのは悔しさばかりではない。「他の選手と比べても、そんなに劣っていない。タフな設定で十分に戦えている」と収穫もあった。世界の注目が集まる舞台で4日間プレーできた経験も大きかったはず。この手応えを日本に持ち帰り、早速優勝という最高の結果を残した。

 次の目標は年間3勝と公式戦初制覇に設定。賞金ランクは現在4位で、同ランク首位の片山晋呉とは約1,310万円差。逆転を狙える位置につけている。40代を迎えて勢いに乗っている藤田が次の目標をクリアし、初のビッグタイトルをつかんだとしても不思議ではない。

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