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「僕のゴルフ人生の宝物」 石川遼のプレジデンツカップ

 18歳の石川遼にとって、また特別な1週間となったようだ。

 2年に1度、米国選抜とインターナショナル選抜(欧州を除く)が名誉をかけて団体戦で戦う、ザ・プレジデンツカップ(カリフォルニア州ハーディング・パークGC)は米国選抜の圧勝で幕を閉じた。今大会のメンバーに史上最年少で選出された石川は、直前の国内ツアー、コカ・コーラ東海クラシックで今季4勝目を挙げ、勢いそのまま現地入りした。

「18歳でこれほど成熟したゴルフをするプレーヤーを私はかつて見たことがない」と開会式で石川を絶賛した、インターナショナルチームのキャプテン、グレッグ・ノーマン(豪)は、自らの推薦でメンバー入りさせた石川をポイントゲッターと考えていた。大会初日はジェフ・オギルビー(豪)とペアを組ませ、現在最強のペアとも言える、世界ランクNo.1のタイガー・ウッズと同3位のスティーブ・ストリッカー組にぶつけた。

 2人1組のフォーサム(2人1組で1つのボールを交互に打つ)初日、「緊張してどうしようもなかった」という言葉とは裏腹に、タイガーと遜色のないドライバーショットを放ちスタートしていった石川。だが、すぐに相手のゴルフに圧倒され、6アンド4の大差で敗北。「流れがこないまま、マッチが終わってしまった」とタイガー組の強さを認めた。

 しかし、大会2日目のフォーボール(2人の良い方のスコアを採用)でY・E・ヤン(韓)と組んでケニー・ペリー&ショーン・オヘアの米国チームを4アンド3で退け、待望の1勝目をGETすると、3日目午前のフォーサムもヤンとのペアリングで米国チームに勝利。いい流れのまま午後のフォーボールで再びタイガー&ストリッカー組と対戦することに。初日のリベンジをと臨んだが、12番で6アップと苦しい展開。だが14番から連続バーディと、最後まで勝利を諦めず驚異的な粘りをみせた。結局またも4アンド2で敗れはしたが、そんな石川の姿にタイガーは「RYOのゴルフは自分の18歳の頃より完成されている」と賛辞を贈った。石川も「僕のゴルフ人生の宝物」と自らのラウンドを振り返った。

 世界のトッププレーヤーから吸収し、日々進化を遂げる18歳の最終日のシングルマッチの相手は49歳ケニー・ペリー。親子の歳の差対決に注目が集まる中、2アンド1で競り勝ち、今大会3勝目。チームは最終的に負けはしたが、インターナショナルチームの中ではアーニー・エルス(南ア)と並ぶ最大ポイントを稼ぎだし、並みの18歳ではないところを披露するあたりも、やはり彼らしいと言えよう。

「この1週間は間違いなく自分にとってこれ以上ない貴重な体験になった」と話した石川。その経験は、トンボ返りで帰国後の15日開幕、日本オープンゴルフ選手権(埼玉・武蔵CC豊岡C)で結果となって表れるかもしれない。

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