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コンフェデレーションズカップ2009 @南アフリカ

コンフェデレーションズカップ2009 南アフリカ

6月20日(土曜日)

「スマッシュ&グラブ」に気をつけろ

写真:栗原正夫

 ドキッとしたニュースをひとつ。先日、プレトリア郊外のハットフィールドにおいて中華レストランに入り、その地域の治安を比較的安定している紹介してしまったが、後日新聞を眺めると「Hot Spot(危険地域)」として注意が呼びかけられていた。
何やら車に乗っていても「スマッシュ&グラブ」に気をつけろと。窓をいきなり破られ、物を盗まれる危険もあるので、信号が赤で止まった際には前の車との車間距離をしっかり保ち(いつでも発進できるように)、必ずドアをロックし、窓は絶対に開けないようにと。
車を止めて、中華を食している場所ではなかったのだ。南アフリカ入りして、1週間。気が緩み出したところを引き締められた。


長いラッパのような“ヴヴセラ”というこちら伝統の鳴り物

 TVでコンフェデ杯の中継を見た方なら、もうお気づきだろうか。南アフリカでサッカーを見るなら、長いラッパのような“ヴヴセラ”というこちら伝統の鳴り物に付き合わなければならない。
以前も紹介したように、それは試合開始から終了まで、あちこちで鳴り響くわけだ。
僕もそれには苛立っていたが、黙っていなかったのは欧州からやってきた記者。先日の記者会見でブラッターFIFA会長に「あまりにうるさいのでヴヴゼラは禁止にしたらどうか」と投げかけたのだ。きっとブラッターもそう思っているに違いない。ただブラッターは「音楽やダンスというアフリカ特有の文化に理解を示さなければいけない」とし、禁止することはないと。どうやら来年のW杯でも、ヴヴゼラに悩まされることになりそうだ。


バーの従業員も仕事を忘れ、一緒になってファンと楽しんでいる

写真:栗原正夫

 この日はブルームフォンテーンには行かず、サントン(ヨハネスブルク郊外)のホテルに併設されたスポーツバーにて、南アフリカ対スペインを観戦した。途中、衛星回線が落ち、映像がフリーズするアクシデントがあったものの、無事に90分を終了。南アフリカも0対2とスペインに敗れたが、イラクがニュージーランドと引き分けたことで、何とかグループリーグ突破し開催国の面子は保った。
バーの従業員も仕事を忘れ、一緒になってファンと楽しんでいるのがいかにもアフリカらしさか。

著者プロフィール ・ 記事協力

栗原正夫(くりはら まさお)
1974年6月11日生まれ。Jリーグ、日本代表を取材しつつ、海外とのネットワークを生かしコーディネート業務をこなす。現在はサッカーベストシーン(コスミック出版)や『GOAL.COM』を中心に寄稿。コンフェデ杯の取材は2003年(フランス)、2005年(ドイツ)に次いで3度目。趣味はリゾート巡りと映画鑑賞。海外取材も積極的に行ない、アジア、欧州を中心に取材訪問国は40カ国を超えるが、アフリカ上陸は今回が初めて。

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