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コンフェデレーションズカップ2009 @南アフリカ

コンフェデレーションズカップ2009 南アフリカ

6月23日(火曜日)

ソウェト(旧黒人移住区)

写真:栗原正夫

 試合がなくサントンにステイ。恰幅のいい黒人のタクシードライバーを呼んで、アパルトヘイト・ミュージアムを経て、ヨハネスブルク均衡の最大の黒人タウンシップであるソウェト(旧黒人移住区)へ。
アパルトヘイトが撤廃されて久しいが、ソウェトにはまだまだ職に就けず、貧しい生活をしている人々の姿があった(なかには、トタン屋根につぎはぎをしたプレハブのような家がいくつも連なっている場所も)。ミュージアムでアパルトヘイト撤廃に向けた、抗議活動やデモの生々しいビデオを見た直後だっただけに、その悲惨な状況に胸を痛めてしまった。
失礼にも、興味本位にカメラを向けてしまい、激しく罵られることもあった。決して治安のいいエリアではなく、初対面のドライバーとふたり切りで、終始緊張した時間が続いたが、無事に取材終了。しかし、そこでの話を同宿のカメラマンにすると、まだまだ入り込んでないと、指摘される始末。もう1度チャンスがあれば、次はさらに奥へ?


サッカーをやっている人々

 南アフリカで車を走らせるとラグビー場はもちろん、あちこちでサッカーをやっている人々の姿を見かける。ただ、立派な芝のラグビー場に対し、サッカーが常に芝のピッチであるとは限らない。赤土やコンクリートに、ボロボロに剥げたボールを使って行なわれているのが一般的だ。
こういう現状を見ると、日本はなんて恵まれているんだ、と改めて思い知らされてしまう。それでも、日本代表がバファナ・バファナに勝てるか? と聞かれたら答えに詰まってしまうから、また面白い。


ネルソン・マンデラのネックレス

写真:栗原正夫

 タクシードライバーのバックミラーに下がっていたネルソン・マンデラのネックレス。アパルトヘイト撤廃に尽力した彼は、黒人社会において、やはり特別な存在なのだろう。

著者プロフィール ・ 記事協力

栗原正夫(くりはら まさお)
1974年6月11日生まれ。Jリーグ、日本代表を取材しつつ、海外とのネットワークを生かしコーディネート業務をこなす。現在はサッカーベストシーン(コスミック出版)や『GOAL.COM』を中心に寄稿。コンフェデ杯の取材は2003年(フランス)、2005年(ドイツ)に次いで3度目。趣味はリゾート巡りと映画鑑賞。海外取材も積極的に行ない、アジア、欧州を中心に取材訪問国は40カ国を超えるが、アフリカ上陸は今回が初めて。

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