ベルギー vs 日本
2013/11/20 05:00 JST 2013/11/20 5:00:00 JST
主審 : F. Aydinus
スタッド・ロワ・ボードワン
観客数 : 43,000
ベルギー
BEL
  • ミララ 15分
  • アルデルワイレルト 79分
2対3
日本
JPN
  • 柿谷 曜一朗 37分
  • 本田 圭佑 53分
  • 岡崎 慎司 63分
試合終了
BEL
JPN
0 15 30 45 60 75 90 15 30
PK
BEL
-
JPN

日本、ベルギーに逆転勝利 柿谷・本田・岡崎で3-2

ベルギー代表対日本代表の国際親善試合が19日行われ、アウェーの日本が3-2の勝利を収めた。

ザッケローニ監督は3日前のオランダ戦からメンバーを6人変更。西川、長友、内田、今野、岡崎、大迫がベンチからのスタートとなり、川島、酒井宏、酒井高、森重、香川、柿谷が先発に名を連ねた。

開始20秒にはさっそく、日本守備陣の中途半端な対応を突いてミララスがシュートに持ち込む。コロンビア戦に続いての連敗は許されないベルギーが立ち上がりから積極的な姿勢を見せた。

日本も3分には細かいパスワークから柿谷がファーストシュートに持ち込んだが、序盤はベルギーが押し込む展開が続く。ヴィツェルやアザールがシュートに持ち込んだほか、鋭いクロスや危険な位置でのセットプレーなどたびたび日本のゴールを脅かした。

押され気味の日本は15分、ミスが重なったところから失点。速攻から左サイドに抜け出したルカクに吉田が対応したが、川島もゴール前を離れて飛び出し、ゴール前を空けてしまう。2人に挟まれつつルカクが中央に折り返したボールは特に危険なものとはならず、戻っていた酒井高が問題なくクリアできるかに見えたが、駆け上がってきたミララスが素早く飛び込んでゴール。大歓声の影響もあってか、酒井高は背後から迫るミララスに気がついていなかったようだ。

ビハインドを背負った日本も前半半ば頃からは相手ペナルティーエリア付近まで迫る形が増えてきたが、高さと強さのある相手にゴール前を固められると、最後の局面で良い形でシュートを打たせてはもらえない。

それでも29分には日本に大きなチャンス。ショートコーナーから、本田のパスをエリア内左サイドで受けた香川が縦へ突破して左足シュート。ニアの高いコースを撃ち抜こうとしたシュートはゴールポストを叩いた。

31分には遠目の距離からの本田のFKがゴール右隅を捉えたが、これはミニョレが好セーブ。日本がボールを持つ時間帯は増えていたが、ベルギーの守備は堅く、ボールを奪ってからの速いカウンターは毎回のように脅威となっていた。

日本がついにその守備をこじ開けることに成功したのは37分。本田のパスで右サイドの裏に抜け出した酒井宏がゴール前に正確なクロスを送ると、ファン・ブイテンとアルデルヴァイレルトの間にうまく飛び込んだ柿谷がヘディングで綺麗に合わせてゴール。オランダ戦の決勝点を逃した悔しさを晴らすゴールで、日本が同点に追いついた。

前半終了前には日本に決定的なチャンスが続く。44分には香川の低いクロスに柿谷が飛び込んだがわずかに合わず。45分にはカウンターから柿谷が左に流れた後、敵味方がゴール前に密集したところでマイナスのパス。エリア手前から長谷部が強烈なミドルを放ったが、ミニョレの好セーブに阻まれる。追いついた日本が良い流れで前半を折り返した。

後半開始からザッケローニ監督は山口、清武に代えて遠藤、岡崎を投入。一方のベルギーもアザールを下げ、フェライニを投入してきた。

同点ゴールからの良い流れを維持する日本は50分に遠藤が後半初シュートに持ち込む形をつくると、その3分後には逆転ゴールを奪う。左サイドの酒井高からパスを受けた遠藤が中央へ流すと、ペナルティーエリア手前で受けた本田が流れるような動きからシュート。利き足ではない右の強烈なシュートでミニョレの左側を破ってスコアを2-1とした。

反撃を試みるベルギーの攻撃にも冷静な対応を続ける日本に、63分には3点目のゴールが生まれる。エリア手前右寄りの位置から長谷部がグラウンダーで中央へ入れると、柿谷がワンタッチで守備陣の裏へボールを浮かせる。ここに抜け出した岡崎が右足アウトサイドのボレーで合わせてリードを2点に広げた。

その後も落ち着いて試合を進め、ベルギーに決定的な形をつくらせていなかった日本だが、残り15分を過ぎたところからベルギーが反撃の手を強める。76分にはCKからファン・ブイテンの強烈なヘディングがクロスバーを叩いた。

さらに78分、交代出場のフォッセンがスルーパスで抜け出して川島をかわすが、吉田が必死のブロックでCKに逃れる。だがこのCKからベルギーにゴールが生まれた。デ・ブルイネからのボールに対し、中央でマークの外れていたアルデルヴァイレルトがヘッドで合わせて1点差に詰め寄った。

香川に代えて細貝、酒井高に代えて今野を投入して3バックに変更し、守備の意識を強めて逃げ切りを図る日本。89分には左サイドでのミララスの突破からデ・ブルイネに良い形でのシュートを許したが、これは川島のセーブで事なきを得た。

4分間のアディショナルタイムを経て、そのまま3-2で試合終了。オランダ戦に続いての好ゲームで、今度は勝利という結果にもつなげた日本代表が非常に良い形で2013年の日程を締めくくった。